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グッド・シェパード [映画]

完全に大人の映画ですね。
これは改めてDVDでじっくり観てみたいな。
夜真っ暗な中酒をチビチビやりながら。

エンターテイメント性からは最も遠い映画。
第2次世界大戦前後のCIAの前身に当たるOSSからキューバ紛争までの
CIAの闇の部分を描いた映画かと思いきや
主人公の内面をとことん掘り下げて青年期から壮年期までの生き様を
描いたヒューマン・ドキュメントですね。
もちろんOSS~CIAの闇の部分の描写も興味深く面白いけれども、
やっぱりエドワード・ウィルソンとその周囲の人間ドラマが秀逸。
もちろんこういう映画なので画面的面白さとかはそれほど無いのだけれども、
それでもよく観ていると遠近感を強調した奥~手前へのピント送り等のカメラワークや
現実の古い戦後の瓦礫の風景のフィルムから映画用のセットに
手前の大きな瓦礫をうまくワイプ代わりに使って変化させたりと
凝っていて面白いです。

でも、やっぱり視覚効果的には地味~っな映画なので
好き嫌いは分かれそうですね。
私的には3時間弱のこの長大な映画、全く退屈することなく
あっという間に終わった感があるのでかなり満足です。
今年観た中ではベストを争う1本ですね。

グッド・シェパード (ソフトバンク文庫 ロ 1-1) (ソフトバンク文庫 ロ 1-1)

グッド・シェパード (ソフトバンク文庫 ロ 1-1) (ソフトバンク文庫 ロ 1-1)

  • 作者: エリック・ロス
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2007/09/20
  • メディア: 文庫


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ファンタスティック4 銀河の危機 [映画]

シリーズ第2弾。
ちなみに第1作目は見ていません。
予告を見て面白そうだったんで行ってみました。
でも、ひょっとしたら今年見た映画の中では最低ランクかも。
しかし、無茶苦茶世間の評判は良いので
全くあてにならない感想ですが(汗)。

とりあえず一番気になったのはどこからどこまでも「作り物」っぽいこと。
どんな荒唐無稽なお話の映画でもそれなりにリアルさを
出そうとするものなんだろうけど、この映画は何故か
CGからリアルなものまで全て安物の作り物っぽく見えてしまう。
どうしてでしょうねぇ・・・・・?
冒頭の宇宙のシーンからしてどこか安っぽさを感じさせるCGだし。
博物館で見る資料用の映画でもこのくらいは作れそう、っていう感じ。
敵のように見えて実はいい奴だった、というオチも
邦画、洋画、アニメ問わず使いまくられて全く新鮮味がないし。
カメラの構図もいただけないカットが満載。
アニメで言うところのレイアウトが決まっていない感じ。
意図的にああいう構図多く使っているんだろうけど。
空中のバトルはさすがにスピード感満点で楽しめるけど、
ただそれだけの映画かも。

しかもラスト、あれ日本だよなぁ、和服とか見ていると・・・・・。
でもラストバトルの舞台は??
東洋なら日本でもどこでも同じ、という西洋的東洋感がいまだ健在!?

90分少々と短めの映画なので、時間があまったんで肩の力を抜いて
ちょっと気楽に、という人にはぴったりの映画かも。
とりあえずストレスはそんなに感じなく、スピーディに進んでいく映画なんで。
ただ、底は浅いです。キャラの掘り下げ方もシナリオでのどんでん返しも
ほとんどなし、話に入り込みたい、という人には・・・・・。

次は「グッド・シェパード」行きたいな。
なんとなく面白そう。
その後に「続・3丁目の夕日」かな。

そうそう、ちょっとショックなことが。
いつも行っている地元のシネコン、
10月一杯でポイント制の会員カードが廃止に!!
スタンプ6個で映画1本無料だったのに。
1年で2本くらいただで映画見てたのに。
残念。。。。。
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「獣拳戦隊ゲキレンジャー ネイネイ!ホウホウ!香港大決戦」&「仮面ライダー電王 俺、誕生!」 [映画]

おー、タイトルが過去最長だぁ、どうでもいいことだけど。

昨日朝一番の回(8:50)で観てきました。
昨日の朝は曇りがちで久しぶりに「うだる暑さ」から開放された気分。
帰りはじりじりと猛暑復活だったけど。
子供2人を自転車に乗せて片道10分少々の
道のりの長かったことと言ったら。

さて、映画のお話。
まずは「ゲキレンジャー」。
ストーリーなんてあってないようなもの、とりあえず戦闘、戦闘、戦闘!!
派手で盛り上がって子供が喜んで、とりあえずあれはあれで
よろしいのではないでしょうか。
以上。

・・・で終わってしまいそうなくらいストーリーの深みなんてくそくらい、
エンターテイメントまっしぐらな内容で、子供向け戦隊物としては
わかりやすいくらいわかりやすくて良かったのではないでしょうか。
でも、やっぱりストーリーの深みという点ではTVシリーズの方が
ずっと見応えがあると思いますが。
しかし呉越同舟って・・・。
TVシリーズも「実はずっと敵対してお互いの技術を高めて、
最後は協力して本当の敵に対して・・・」なんてことになるのか??

次に「仮面ライダー電王」。
こちらは話の内容もそれなりにあって良かったですね。
ここのところの「仮面ライダー」の劇場版は子供には話がわかりにくいと
不評が結構多いようですが、今回のはわかりやすいと思いますよ。
と言うか、最近のTVシリーズ自体話がややこしいものが多かったし、
「電王」はそんなに複雑な話になっていないし、と言うこともあるかも。

こちらは話がTVシリーズとリンクしていて、色々な時代から
良太郎をかき集めてくるというのはちょっと強引なような気もしますが、
(大体こういう「タイム・マシーン」物では違う時代の自分同士が会ったり
触れたりすると消滅しちゃうっていう設定多いじゃないですか。
まぁ、シリーズの方で似たような設定の縛りでモモタロス以外
消えちゃいそうになってましたが(笑)。)
それでも同時に違うタイプのライダーの戦闘が見れてそれはそれで良しか。
ただ、ガオウがどうしてそこまで「時」を忌み嫌うのか
最後までよくわかりませんでした。
まぁ、全体的には親子共々十分楽しめる映画だと思います。

でも、子供たちが一番喜んでいたのはインターバルに流された
「モモタロスの夏休み」。
親子共々、会場全体大受けしていました。


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劇場版のポケモン [映画]

先週昼間に4本続けてTV放映された劇場版のポケモンを
子供のためにDVDに焼きながら見直して気がついたこと。
先日「ディアルガVSパルキアVSダークライ 」 の記事に

「サトシとピカチュウがストレートに活躍するお話の方が
やっぱり子供は喜ぶんじゃないかな。」

なんて書きましたが、劇場版ってどれもサトシ&ピカチュウのコンビは
そんなに活躍しないんですねぇ。ちょっと意外。
全部見ているわけではないんではっきりとは言えませんが、
以前TV放映された「マナフィ」も「ルカリオ」も同じような傾向だったので、
多分劇場版のシリーズ通してそうなんでしょうねぇ。
やっぱりタイトルになっている「伝説の」ポケモンを前面に
押し出さないといけないから、あまり主人公が活躍する
展開にはならないのかな??

仕事をやっていた時TVシリーズは見ていましたが、劇場版は
子供が興味を持つまで全く見ていなかったので
今まで気がつかなかった。

しかし、今公開中の「ディアルガVSパルキアVSダークライ」、
「幻のポケモン・ルギア爆誕」と瓜二つなお話ですねぇ。
DVD焼きながら見ていてびっくりした。
「神」と呼ばれるようなポケモン同士が喧嘩して天変地異が起こって、
世界(「ダークライ」では街)が存亡の危機に立たされて、
そこへ伝説のポケモンが現れて喧嘩の仲裁をして、
サトシたちはそのお手伝いをする。
細かいところはもちろん大きく違うけれども、
やってることはほとんど同じでないの、これは??
と思ったわけです、ハイ。

ポケットモンスター「ルギア爆誕/ピカチュウたんけんたい」DVD【劇場版】

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  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2000/11/22
  • メディア: DVD


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ハリーポッターと不死鳥の騎士団 [映画]

一昨日に引き続き昨日も仕事の合間に連チャンで映画。
前回のダイ・ハードではないけれども、これまでのハリー・ポッターとは
かなり違うテイストで、しかもこれまでのシリーズの中でも秀逸の出来かも。
今までよりも幾分観客の年齢層を高めに設定したような作りで、
今までのシリーズを「子供向き映画」と批判的に観ていた人にも
十分楽しめそうですね。

冒頭からして今までとは随分違う雰囲気。
まぁ、ポッターも随分成長して「少年」から「青年」になったっていうのもあるけど。
それから他に際立って違うところは「こちらの」世界で
結構大胆に空飛んだり魔法使って活動していること。
クイディッチの試合なんかも無かったし、ユーモア、娯楽部分があまり無く
全体的にシリアス・ムードになっていますね。
ポッターの境遇、仕草や態度なんかもそんな感じだし。

あとはいかにも続編が出ますよ、っていうラスト。
今までは続編があるのがわかっていてもとりあえずは1話完結していましたが、
今回はあからさまに次回への導入編、っていう感じですね。

そんな感じで次回を観てみないとホントのところは
なんとも言えないのかもしれないけれども、
でも、十分面白いですよ。
久し振りにもう一回観に行ってもいいかなぁ、という映画。
ただ1つだけ気になったこと。
チョウ・チャンに対する後フォローなしですか??
多分なかったよなぁ。。。


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