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「裁判員」来た、候補者通知に戸惑いや意欲 [日記,雑感]

司法の歴史に新たなページを開く裁判員制度が半年後に
施行されるのを前に、候補者になったことを知らせる通知が29日、
全国各地の国民のもとに届き始めた。

戸惑いや重圧を感じた人、参加に意欲を示す人……。
思いもよらない通知の到来に、候補者たちは様々な表情を見せた。

「刑事裁判と民事裁判の違いもわからない。法律の知識がないのに、
人を裁けるのだろうか」。「裁判員候補者名簿記載通知書」を受け取った
東京都新宿区の70歳代の無職女性は、まず不安を感じた。
経理や秘書の職歴が長いが、今は時間的余裕がある。
70歳以上の人は辞退できるとはいえ、「候補に選ばれた以上、
引き受けたい」と前向きで、「これを機会に法律も勉強したい。
そうしないと、法廷で被告人や検事の話を聞いてもわからない」と意欲を示した。

さいたま市の40歳代の女性派遣社員は、「『私のような者が人を
裁いていいのか』と、血圧が上がる思い。説明の文書を読んでも、
よく分からないし……」と困惑気味。ジャニーズファンというこの女性は、
同封されたパンフレットを読み、「コンサートと裁判の日程が重なっても、
辞退できないことは理解できました」とため息をついた。

前日の28日が誕生日だった千葉県内の30歳代の男性会社員は、
「誕生日プレゼントと言うには心に重い」と苦笑い。調査票の返送の
締め切りが12月15日(必着)という点に、「封筒を開けずに放置する
人もいるだろうし、長期出張や旅行中の人を考えると、短すぎるのでは」
と疑問を示した。

福岡県の30歳代の男性会社員は午後、郵便受けに入っていた
「最高裁判所」と書かれた封筒を見て候補者に選ばれたと気付いた。
夫婦共働きで2人の幼い子供がおり、「ベビーシッターを頼んでおり、
日程的に不安もあるが、貴重な経験なのでやってみたい」と語った。

最高裁はこの日、候補者の不安や疑問に答える電話相談窓口
「裁判員候補者専用コールセンター」を東京・赤坂に開設。
初日の問い合わせは計約870件で、辞退に関する質問が
少なくとも計約370件に上った。
(読売新聞)
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さて、素朴な疑問なんだが、このインタビューに答えた人たち、
守秘義務に違反するんじゃないのか?
確か通知が届いたことすらも身内以外に公言しちゃダメだったのでは?
報道陣もインタビューで「通知届きましたか?」みたいに聞いてるんだろうけど、
それ自体イカンことなのかもしれんし。

昨夕の読売新聞のコラムにも書いてあったけど守秘義務に
時効って設けられないもんなのかな?
自分から進んで就いた職業だったら守秘義務も当然だけど、
こんななりたくもないもんに無理やりならされた上に
ちょろっと喋っちゃったら罪になるって。。。。。
守秘義務の重要性はわかった上でやっぱりやってられんなぁ。

しかし、こうしてインタビューを読んでみると意外に
裁判員に前向きな人が多くてびっくり。
そういう前向きなインタビューばっかり載せてるのかもしれないけど。
私なんて通知が来る前からいかに断るか理由考えまくってるけど(笑)。

アニメーターに有給なんてもん当然ないし、その期間だけ休めばいいわけでなく、
数週間のスケジュールで仕事をとっているわけで
その期間にかかる仕事を何本かは断らなきゃならなくなるんだろうな、多分。
そんなわけで裁判員としての期間だけでなく
断った仕事分の保障もしてもらえないと裁判員なんてやってられないぞ。

・・・・・なんて屁理屈こいて、何とか辞退理由を絞り出そうとしている今日この頃・・・・・。
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